オレゴン州:ブロックチェーンの中心地を目指すプロジェクトが発足 NikeやIntelも協力

Oregon Blockchain Venture Studio

アメリカ・オレゴン州の教育、ビジネス、テクノロジーなどの分野で大きな影響力を持っているリーダーたちは、オレゴン州がブロックチェーンの中心地になることを望んでいます。

ここ最近では数々の企業がパートナーシップを発表しており、オレゴン州マルトノマ郡にあるポートランドでは「Blockchain Venture Studio(ブロックチェーン・ベンチャー・スタジオ)」の立ち上げも予定されています。

このスタジオは、今後3年以内に20〜30の企業を育成し支援していくことを目指しており、「ウェブサイト公開」と「公式発表」は2018年10月に予定されています。

「Blockchain Venture Studio」は
・Intel
・Nike
・デジタル代理店「R/GA」
・オレゴン健康科学大学
・ポートランド州立大学
などの有名なパートナー企業や団体が主催しており、ブロックチェーンの調査会社である「Smith + Crown」もパートナーとして参加しています。

現在のところ、投資家はプロジェクトに年間300万ドル(約3億3,000万円)を拠出する予定となっています。このスタジオに参加する企業は、10万ドル(約1,100万円)の投資資金を受け取ることになり、ニューヨークに本拠地を構える「R/GA」のパール地区オフィスで働くことが義務づけられます。またスタジオに参加している企業は、スタジオのパートナーから追加投資を受ける可能性もあります。

このスタジオは、企業に対してベンチャーキャピタルのように財務的な投資を提供しつつ、純粋なインキュベーターやアクセラレータに存在しているかのように物流や組織的な支援を提供するように設計されています。

オレゴン・ブロックチェーン・ベンチャー・パートナーズのJeff Gaus(ジェフ・ガウス)氏は「オレゴン州をブロックチェーン国家として有名にしたい」と述べており、地元のメディアに「オレゴン州の慣習は、ブロックチェーンに必要とされるものに一致している」と述べています。

ガウス氏は、オレゴン州とブロックチェーン技術の繋がりを止めるものは何もないと説明しており「ピッツバーグは”スチール”、デトロイトは”自動車”、シアトルは”有人飛行”」といったブランドを持つ地域リストの中に「オレゴンは”ブロックチェーン”」としての地位を確立したいと述べています。

オレゴン州は「ビジネス・オレゴン」と「オレゴン成長協議会」を通じて、ブロックチェーン・スタジオ・プロジェクトに今後2年間で25万ドル(約2,750万円)の資金を費やすとしています。

アメリカで加速する「ブロックチェーン技術」の採用

アメリカには、すでにブロックチェーン技術に積極的な姿勢を見せている州が複数存在します。

2018年2月には議会でブロックチェーン関連の法案がすでに出ています。この法案は国家を仮想通貨やブロックチェーン関連の新興企業にとって「魅力的な拠点」として位置付けることなどの目的があるとされています。

3月末にはウェストバージニア州が地域外で勤務している軍人でも選挙に参加できるようにするための、ブロックチェーン技術を用いた「モバイル投票アプリ」導入のためのテストしています。

コロラド州では、Jared Polis(ジェレミー・ポリス)代表がブロックチェーン技術を積極的に取り入れていく意向を示しており、コロラド州を「ブロックチェーン・イノベーションのための国家拠点」として発展させいくことを目指す旨を表明しています。

また、オハイオ州の下院議員の議長であるRyan Smith(ライアン・スミス)氏は、「オハイオ州がブロックチェーン技術を扱う代表的な地域となることを望んでいる」と述べています。

beepnow team

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